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書籍名 | : | つかぬことを言う | |
シリーズ | : | 中公文庫 | |
著者 | : | 山本夏彦 | |
紹介版 | : | 1987年10月10日 | |
発行所 | : | 中央公論社 | |
定価 | : | 370 | |
ひとことで言う | : | 一コラム厳選名言紹介 | |
10 | 2006/10/13 | : | 「原爆許すまじ」より |
知るものは言わず、言うものは知らずと言います。 | |||
9 | 2006/10/12 | : | 「個人・法人」より |
私がここで言いたいのは、わが税制は税をとりたいばかりに、何百年何千年来のモラルを 破壊したということです。たとえば、借りたものを返さないかぎり利益は生じない、倹約は 徳だというがごときモラルをこわしました。 |
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8 | 2006/10/11 | : | 「パリ・コレクション」より |
いまそれが美しいのなら五十年前百年前も美しかったはずです。当時それを発見しないで、 いまごろ発見したのを私は黒人の代わりに不快に思っているのです。 |
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7 | 2006/10/10 | : | 「友のごときもの」より |
スナックのマスターやそこで知り合った麻雀友だちは、やはり友ではありません。 | |||
6 | 2006/10/ 9 | : | 「三日三月三年」より |
家庭教師をして何か得るところがあったかと問うと、希に「家庭教師なんかするものじゃない、 ということが分った」と答えるものがあります。 |
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5 | 2006/10/ 8 | : | 「発想の転換」より3 |
人は獅子や虎を猛獣と呼んで恐れますが、なに彼らは腹がいっぱいなら何もとって食いは しません。 |
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4 | 2006/10/ 8 | : | 「発想の転換」より2 |
けれども短所はすべて長所で、世界のバランスはこれまでそれによってとれていたふしが あるのです。 |
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3 | 2006/10/ 8 | : | 「発想の転換」より1 |
欲ばれば出来るが欲ばらないと出来ないことをソ連人は気がつくのが遅いと、それを見て いた中国人は気がついたのです。 |
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2 | 2006/10/ 7 | : | 「情報というもの」より |
私は近く新聞はつぶれると見ています。 | |||
1 | 2006/10/ 6 | : | 「ねずみ講」より |
自分は純真で無垢ですべて相手が悪いなんて、こんな好都合なことはありませんが、そんな ことはこの世にないことです。 |
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