世間知らずの高枕
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書籍名 世間知らずの高枕 ―夏彦の写真コラム―
シリーズ 単行本
著者 山本夏彦
紹介版 平成 4年 9月15日
発行所 株式会社 新潮社
定価 1300
ひとことで言う 一コラム一名言紹介
10 2006/ 5/26 「10・女のヌードは男次第」より
つい戦前まで人前で脚を出し尻を出すくらいなら死ぬと言っていた女たちが、今は胸を
出し脚を開く。
2006/ 5/25 「9・いい気味だと言いたいが」より
その金はもとはと言えば私たちの零細な預金の結晶である。
2006/ 5/24 「8・文庫本を再び単行本に」より
本も雑誌も誰も頼まないのに作っているのである。返されても仕方がないのである。
2006/ 5/23 「7・犯罪都市トーキョー」より
何より日本人は金持だ。しかもまったく無防備だ。これを襲わないでだれを襲うのかと一朝
彼らが目ざめたらことである。
2006/ 5/22 「6・世界中自動車だらけ」より
世はいかさまで資本主義はそのいかさまの極である。
2006/ 5/21 「5・衆をたのんで言う」より
男女を問わず人は衆をたのめば何でもする、何でも言う。一人では何もできない。
2006/ 5/20 「4・貧乏人ぶるひと多し」より
今の栄耀栄華は「一炊の夢」だと知っているせいかもしれない。
2006/ 5/19 「3・ゴキブリ人口激減する」より
ある種の動物が全地球を覆うほどふえたためしはない。ふえればそのふえたことによって
滅びる。
2006/ 5/18 「2・秋の夜ながくなる」より
テレビを見ないで育つとああいう表情になるなら、今後はテレビを見ないことがステータスに
なって、あの表情が回復するなら、女子のためにも男子のためにも大げさに言えば邦家の
ためにもめでたいが、ダメだろう。
2006/ 5/17 「1・旧刊「零の発見」」より
自分のよく知ることを全く知らない人に知らせることを、難なく出来ると思う人は絶対に
出来ない人である。
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