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本内容は、以前に公表されていた内容を、平成24年4月に変更された採点基準を参考に、
「工房藤棚」が作成、修正したものです。考え方は同じであり、より分かり易いと想います。
厳密に正確さを期したい時は漢字検定公式ホームページをご覧下さい。 |
◆ 準 2 級 |
程 度 : |
小学校・中学校で学習する常用漢字の大体を理解し、文章の中で適切に使える。 |
読 み : |
常用漢字の大体が読める。特に中学校で学習する音・訓を身に付ける。 |
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*具体的には、3級までの対象漢字1,608字と準2級新出漢字337字=旧「常用漢字表」 |
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全部の1,945字から、新「常用漢字表」で削除された「勺、錘、銑、脹、匁」の5字を |
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除いた1,940字。高校学校で学ぶ音・訓は含まない。 |
書 き : |
学年別漢字配当表の漢字およびその他の常用漢字三百字程度を身につけ、文章の中で |
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適切に使える。 |
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*具体的には、4級までの対象漢字1,332字。2級は常用漢字全部なのでポイントとなる。 |
四字熟語 : |
典拠のある四字熟語を理解している。 |
部 首 : |
部首を識別し、漢字の構成と意味を理解している。 |
◆ 2 級 |
程 度 : |
小学校・中学校・高等学校で学習する常用漢字を理解し、文章の中で適切に使える。 |
読 み : |
すべての常用漢字の読みに習熟し、文章の中で適切に使える。 |
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*具体的には、3級までの対象漢字1,608字と2級新出漢字337字=旧「常用漢字表」 |
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全部の1,945字から、上記の5字を除いた1,940字と、新「常用漢字表」に追加された |
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196字を加えた2,136字。 |
書 き : |
すべての常用漢字の書きに習熟し、文章の中で適切に使える。 |
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*具体的には、3級までの対象漢字1,608字と2級新出漢字337字等の常用漢字全部。 |
四字熟語 : |
典拠のある四字熟語を理解している。 |
部 首 : |
部首を識別し、漢字の構成と意味を理解している。 |
◆ 準 1 級 |
程 度 : |
常用漢字を含めて、約三千字の漢字の音・訓を理解し、文章の中で適切に使える。 |
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*約三千字とはJIS第一水準(2,965字)を目安とする。常用漢字が2,136字であるから、 |
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2級に比べ約八百字増えて、出題範囲漢字の1/4は新たに覚える必要があることになる。 |
読 み : |
常用漢字の音・訓を含めて、約三千字の漢字を読める。 |
書 き : |
常用漢字の音・訓を含めて、約三千字の大半が書ける。 |
故事・諺 : |
故事成語・諺を正しく理解している。 |
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*準1級からは「部首」はなくなり、「故事・諺」の書き問題となる。 |
◆ 1 級 |
程 度 : |
常用漢字を含めて、約六千字の漢字の音・訓を理解し、文章の中で適切に使える。 |
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*約六千字とはJIS第一水準とJIS第二水準(3,390字)を目安とする。また、ここで3,400字 |
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増えて約六千字。今まで倍である。その上増える漢字は、現代の日常生活では殆ど |
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お目にかからないものばかりの別世界である。 |
読 み : |
常用漢字の音・訓を含めて、約六千字の漢字を読める。 |
書 き : |
常用漢字の音・訓を含めて、約六千字の大半が書ける。 |
故事・諺 : |
故事成語・諺を正しく理解している。 |
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