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| 「人気投票 四字熟語」に投票して頂いた四字熟語の意味などを解説します。配列は五十音順で、 人気投票では、2級以下と準1級以上と分けていましたが、ここでは両方まとめて収録します。
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| あ | 四字熟語 | 哀哀父母 | 子を生み育てて苦労を重ねてくれた父母。 その父母の死と、恩に報いることができなかったことを嘆き、親を
 慕う情を表した語。「哀哀」は悲しむさま。
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| 読み | あいあいふぼ | 
| 漢検級 | 3級 | 
| あ | 四字熟語 | 愛多憎生 | 愛や恩を受けすぎると、必ず人のねたみや憎しみを買うことに なるということ。
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| 読み | あいたぞうせい | 
| 漢検級 | 3級 | 
| あ | 四字熟語 | 安心立命 | 心を安らかにして身を天にまかせ、どんな時も動揺しないこと。 人力の全てを尽くして身を天命にまかせ、いかなる時も
 他のものに心を動かさないこと。
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| 読み | あんじんりつめい | 
| 漢検級 | 5級 | 
| い | 四字熟語 | 唯唯諾諾 | 物事のよしあしに関わらず、何でもはいはいと承知すること。 相手の言葉に逆らわず阿ねること。
 「唯」も「諾」も、「はい」という応答の辞。
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| 読み | いいだくだく | 
| 漢検級 | 2級 | 
| い | 四字熟語 | 意気軒昂 | 意気込みが盛んで、奮い立つさま。 「軒昂」はどちらの字も高く上がる意で、奮い立つこと。
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| 読み | いきけんこう | 
| 漢検級 | 準1級 | 
| い | 四字熟語 | 郁郁青青 | 青青と生い茂り、よい香りを漂わせているようす。「郁郁」は香りの よいさま、「青青」は生い茂るさま。もとは水際に生えたよろい草や
 ふじばかまの様子を
いった語。
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| 読み | いくいくせいせい | 
| 漢検級 | 準1級 | 
| い | 四字熟語 | 韋駄天走 | 非常に速く走ること。韋駄天のように速く走る意。 「韋駄天」は僧や寺院の守護神。甲冑を身につけ、両腕で宝剣を持つ。
 魔鬼を追いやり除くとされ、足の速い
たとえとして用いられる。
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| 読み | いだてんばしり | 
| 漢検級 | 1級 | 
| い | 四字熟語 | 一意専心 | 他に心を動かされず、ひたすら一つのことに心を集中すること。 「一意」はいちずに、一つのことに心を注ぐこと、「専心」は一つの
 ことに集中すること。
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| 読み | いちいせんしん | 
| 漢検級 | 5級 | 
| い | 四字熟語 | 一期一会 | 生涯に一度だけ会うこと。生涯で一度限りであること。 一生に一度のことと考えてそのことに専心すること。
 「一期」は仏教語では人が生まれてから死ぬまでの間の意。
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| 読み | いちごいちえ | 
| 漢検級 | 2級 | 
| い | 四字熟語 | 一陽来復 | 悪いことが続いた後で幸運に向かうこと。陰がきわまり陽にかえること。 また、冬が終わり春がくること。もとは易の語。「復」は陰暦十一月、
 また、冬至のこ
と。
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| 読み | いちようらいふく | 
| 漢検級 | 5級 | 
| い | 四字熟語 | 一竜一猪 | 学ぶと学ばぬとによって著しく賢愚の差ができることのたとえ。 努力して学ぶ者と、怠けて学ばない者との間で、一方は竜となり
 一方は豚となる意から。「猪」は豚のこと。
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| 読み | いちりょういっちょ | 
| 漢検級 | 準1級 | 
| い | 四字熟語 | 一石二鳥 | 一つの石を投げて、二羽の鳥を獲ることで、一つのことをして、 二つの利益を得るたとえ。
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| 読み | いっせきにちょう | 
| 漢検級 | 5級 | 
| い | 四字熟語 | 威風堂堂 | 威厳に満ち溢れ立派なこと。気勢が大いに盛んなこと。 「威風」は威厳があり、おかしがたいさま。
 「堂堂」は雄大で立派なさま。
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| 読み | いふうどうどう | 
| 漢検級 | 4級 | 
| い | 四字熟語 | 慇懃無礼 | 言葉づかいや態度などが丁寧すぎるのは、かえって無礼であること。 また、表面はきわめて礼儀正しく丁寧であるが、実はひどく尊大である
 こと。「慇懃」はき
わめて丁寧なこと。
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| 読み | いんぎんぶれい | 
| 漢検級 | 1級 | 
| い | 四字熟語 | 允文允武 | 文武ともにすぐれていること。文武にたけていること。 もと天子に文武の徳が備わっていることを讃えた語。
 「允」は誠に、本当にの意。
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| 読み | いんぶんいんぶ | 
| 漢検級 | 準1級 | 
| う | 四字熟語 | 鬱鬱葱葱 | 樹木などがうっそうと茂るさま。また、気が盛んに上り満ちるさま。 「鬱鬱」は樹木がこんもりと茂さま。また、気の盛んなさま。
 「葱葱」は草木が青々と茂るさま。また、めでたい気が盛んに満ちるさま。
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| 読み | うつうつそうそう | 
| 漢検級 | 準1級 | 
| う | 四字熟語 | 雲雨巫山 | 男女の情交のこと。また、男女の密会をいう。 「巫山」は一説に中国・湖北省の山の名。ここに神女が
 住んでいたとされる。
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| 読み | うんうふざん | 
| 漢検級 | 1級 | 
| う | 四字熟語 | 運水搬柴 | 凡人のまま野にあって、凡人と共に人間らしく生きていたほうが 楽しいということ。仏教の語。
 「運水」は水を運ぶ。「搬柴」は柴を運ぶ。
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| 読み | うんすいはんし | 
| 漢検級 | - | 
| う | 四字熟語 | 運否天賦 | 人の運命は天の定めによるということ。運不運は天命であること。 転じて、運を天にまかせること。
 「運否」は運のあるなし、「天賦」は天から与えられる意。
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| 読み | うんぷてんぷ | 
| 漢検級 | 準1級 | 
| え | 四字熟語 | 栄諧伉儷 | 栄えて仲の良い夫婦のこと。結婚の賀詞。 人が妻をめとるのを祝っていう言葉。
 「栄諧」は仲良くして栄える。「伉儷」は夫婦。
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| 読み | えいかいこうれい | 
| 漢検級 | 1級 | 
| え | 四字熟語 | 栄枯盛衰 | 人や家などの栄えることと衰えること。栄えたり衰えたりを繰り返す 人の世のはかなさをいう。「栄枯」は草木が茂り盛んなことと枯れ
 しぼむこと。「栄枯盛衰は世の習い」などと使う。
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| 読み | えいこせいすい | 
| 漢検級 | 3級 | 
| え | 四字熟語 | 英俊豪傑 | 多くの中で特に優れた人物。「英俊」は、人並みより秀でて優れて いること。「英」「俊」「豪」「傑」ともに、人並み外れて秀でていること。
 また、その人。
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| 読み | えいしゅんごうけつ | 
| 漢検級 | 2級 | 
| え | 四字熟語 | 燕雀鴻鵠 | 小人物には大人物の志は分らないというたとえ。「燕雀」はつばめと すずめで、小さな鳥。「鴻鵠」はおおとりとくぐいなどの大型の水鳥。
 「燕雀安(いずく)
んぞ鴻鵠の志を知らんや」の成句で知られる。
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| 読み | えんじゃくこうこく | 
| 漢検級 | 準1級 | 
| え | 四字熟語 | 円木警枕 | 苦労して一生懸命勉学に励むこと。 「警枕」は眠り込まないための枕。
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| 読み | えんぼくけいちん | 
| 漢検級 | 準1級 | 
| か | 四字熟語 | 快刀乱麻 | こじれた物事を、手際よく処理、解決すること。「快刀」は切れ味の 鋭い刀。「乱麻」は、もつれた麻の意。類義語に「一刀両断」がある。
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| 読み | かいとうらんま | 
| 漢検級 | 2級 | 
| か | 四字熟語 | 臥薪嘗胆 | 目的を達成する為に、機会を待ち苦労を重ね耐え忍ぶこと。 「臥薪」は、堅い薪の上で寝ること。「嘗胆」は、苦い肝を嘗めること。
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| 読み | がしんしょうたん | 
| 漢検級 | 準1級 | 
| か | 四字熟語 | 花鳥風月 | 自然の美しい景色や風景。また、それを鑑賞したり、詩歌を作ったり する風流な遊び。
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| 読み | かちょうふうげつ | 
| 漢検級 | 5級 | 
| か | 四字熟語 | 夏炉冬扇 | 時期はずれの無駄なもののたとえ。夏の火鉢と冬の扇のこと。 君主の信用や寵愛を失った者、恋人を捨てられた女性の意でも用いる。
 「冬扇夏鑪」ともいう。「夏炉」は「夏鑪」とも書く。
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| 読み | かろとうせん | 
| 漢検級 | 1級 | 
| か | 四字熟語 | 侃侃諤諤 | 遠慮することなく盛んに議論するさま。 「侃侃」は剛直なさま。
 「諤諤」は憚ることなく直言すること。
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| 読み | かんかんがくがく | 
| 漢検級 | 1級 | 
| か | 四字熟語 | 眼光炯炯 | 目がきらきらと鋭く光るさま。すべてを見透かしているようで、 人を圧倒する目のこと。「眼光」は目の光のことだが、物事の
 真相を見抜く力の意もある。「炯炯」は光り輝く意。
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| 読み | がんこうけいけい | 
| 漢検級 | 1級 | 
| か | 四字熟語 | 寛仁大度 | 心が広く慈悲深く、度量が大きいこと。また、その人。 「寛仁」は寛大で憐れみ深いこと。
 「大度」は人の度量が多きいこと。
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| 読み | かんじんたいど | 
| 漢検級 | 2級 | 
| き | 四字熟語 | 吉凶禍福 | 幸いと災い。吉事と凶事のこと。 「吉」と「福」は幸い、「凶」と「禍」は災いの意。
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| 読み | きっきょうかふく | 
| 漢検級 | 2級 | 
| き | 四字熟語 | 行住坐臥 | 日常の振る舞いのこと。「行」はいくこと、「住」はとどまること、 「坐」は座ること、「臥」はふすことで普段の立ち振る舞いの意。
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| 読み | ぎょうじゅうざが | 
| 漢検級 | 準1級 | 
| き | 四字熟語 | 虚心坦懐 | 心にわだかまりがなく、平静にことに望むこと。「虚心」は先入観が なく素直な心のこと、「坦懐」は心が穏やかでこだわらないこと。
 さっぱりとした心境。
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| 読み | きょしんたんかい | 
| 漢検級 | 準1級 | 
| き | 四字熟語 | 金甌無欠 | 完全で欠点のないたとえ。特に、他国から侵略されたことがない 堅固な国家のたとえ。
 「金甌」は黄金の瓶のこと。
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| 読み | きんおうむけつ | 
| 漢検級 | 1級 | 
| き | 四字熟語 | 槿花一朝 | 人の世の栄華の儚いことのたとえ。 むくげの花が朝咲いて、夕暮れには散ることからいう。
 「槿花」はむくげの花ではかないたとえ。
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| 読み | きんかいっちょう | 
| 漢検級 | 1級 | 
| く | 四字熟語 | 愚公移山 | 根気よくひたすら努力すれば、最後には必ず成功するというたとえ。 一般には「愚公、山を移す」と訓読を用いる。
 類義語に「点滴穿石」がある。
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| 読み | ぐこういざん | 
| 漢検級 | 3級 | 
| け | 四字熟語 | 鶏群一鶴 | 沢山の鶏の群れの中に一羽の鶴の意で、多くの凡人の中で、 一人だけ際立って優れていること。「群鶏一鶴」ともいう。
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| 読み | けいぐんのいっかく | 
| 漢検級 | 準1級 | 
| け | 四字熟語 | 結跏趺坐 | 仏教の座法のひとつ。左右の足の甲を反対の足の股の上に 交差し、足の裏が上に向くように組む。特に、禅宗では座禅の
 正しい姿勢としている。
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| 読み | けっかふざ | 
| 漢検級 | 1級 | 
| け | 四字熟語 | 乾坤一擲 | 運命を賭けて、のるかそるかの大勝負をすること。天下をかけて一度 さいころを投げる意。「乾」は天、「坤」は地の意。「一擲」はひとたび
 投げること。「一擲乾坤」ともいう。
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| 読み | けんこんいってき | 
| 漢検級 | 1級 | 
| け | 四字熟語 | 捲土重来 | 一度失敗したり負けた者が、再び勢いを盛り返して巻き返すこと。 「捲土」は砂塵を巻き上げること。 「重来」は再びくること。
 「捲土」は「巻土」とも書く。「重来」は「じゅうらい」とも読む。
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| 読み | けんどちょうらい | 
| 漢検級 | 準1級 | 
| け | 四字熟語 | 堅忍不抜 | 意志を固く持ち、どんな困難にも耐え心を動かさないこと。 「堅忍」は意志がきわめて強くじっと耐え忍ぶこと。我慢強いこと。
 「不抜」は固くて抜けないこと。
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| 読み | けんにんふばつ | 
| 漢検級 | 2級 | 
| こ | 四字熟語 | 巧言令色 | 愛想のよいことを言ったり、顔色を繕って、人に媚びへつらうこと。 「巧言」は言葉を飾ること、「令色」はよい顔色を取り繕うこと。
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| 読み | こうげんれいしょく | 
| 漢検級 | 3級 | 
| こ | 四字熟語 | 光風霽月 | 心が清らかで、わだかまりがなく、爽快であること。 太陽の光の中を爽やかに吹く風と雨上がりの澄み切った空に
 出る月のこと。「霽」は晴れる意。
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| 読み | こうふうせいげつ | 
| 漢検級 | 1級 | 
| こ | 四字熟語 | 刻苦勉励 | 非常に苦労して、ひたすら仕事や勉学に励むこと。 「刻苦」は身を刻むような苦しみに耐えて励むこと。
 「勉励」は勉め励むこと。
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| 読み | こっくべんれい | 
| 漢検級 | 3級 | 
| こ | 四字熟語 | 孤城落日 | 孤立して援軍がない城が、沈もうとする夕日に照らされている光景。 零落して昔の勢いを失い、助けもなく心細いさま。
 
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| 読み | こじょうらくじつ | 
| 漢検級 | 3級 | 
| さ | 四字熟語 | 山紫水明 | 山が日の光に映えて紫色に輝き、水は清く澄んで底が見える程に 明るい、というような自然の景観を称える言葉で、漢字の並びから
 響きまで美しい。「水紫山明」ともいう。
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| 読み | さんしすいめい | 
| 漢検級 | 4級 | 
| し | 四字熟語 | 質実剛健 | 飾り気がなくまじめで、心身とも強くたくましいこと。「質」は質朴、 「実」は誠実の意。「剛健」は心やからだが強く、たくましいこと。
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| 読み | しつじつごうけん | 
| 漢検級 | 2級 | 
| し | 四字熟語 | 疾風迅雷 | 行動が素早く激しいさま。 非常に速い風と、激しい雷の意から。
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| 読み | しっぷうじんらい | 
| 漢検級 | 2級 | 
| し | 四字熟語 | 櫛風沐雨 | 風雨にさらされながら、苦労して働くこと。また、世の中のさまざまな 辛苦にさらされることのたとえ。「櫛風」は風が髪をくしけずり、
 「沐雨」は雨が体を洗うこと。
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| 読み | しっぷうもくう | 
| 漢検級 | 1級 | 
| し | 四字熟語 | 自暴自棄 | 物事がうまく行かないため、投げやりな行動をして将来の希望を 棄てること。「自暴」は滅茶苦茶な行動で自分の身を損なうこと。
 「自棄」は自分を自分で見捨てること。
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| 読み | じぼうじき | 
| 漢検級 | 3級 | 
| し | 四字熟語 | 四面楚歌 | 周囲のすべての人から非難されていることのたとえ。孤立無援。 | 
| 読み | しめんそか | 
| 漢検級 | 準1級 | 
| し | 四字熟語 | 自由奔放 | 他を気にかけないで、自分の思うままに振る舞うさま。「奔放」は 勢いのあるさま。
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| 読み | じゆうほんぽう | 
| 漢検級 | 2級 | 
| し | 四字熟語 | 蓴羹鱸膾 | 故郷を懐かしく思う情。「蓴羹」は蓴菜(じゅんさい)の吸い物。 「鱸膾」は鱸(すずき)のなますの意。
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| 読み | じゅんこうろかい | 
| 漢検級 | 1級 | 
| し | 四字熟語 | 情緒纏綿 | 感情がいつまでもまつわりついて離れないさま。「情緒」はさまざまな 思い・感情。「纏綿」は心にまとわりついて離れないさま。
 「情緒」は慣用読みで「じょうちょ」とも。
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| 読み | じょうしょてんめん | 
| 漢検級 | 準1級 | 
| し | 四字熟語 | 諸行無常 | 人の世は儚いものであるという仏教の根本思想。 全てのことは常に変化し永久不変なことはないこと。
 「諸」は万物、「行」は流動、「無常」は変転して定まらないこと。
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| 読み | しょぎょうむじょう | 
| 漢検級 | 5級 | 
| し | 四字熟語 | 支離滅裂 | ばらばらで筋道がたっていないこと。 「支離」も「滅裂」も、ばらばらになること。
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| 読み | しりめつれつ | 
| 漢検級 | 3級 | 
| し | 四字熟語 | 森羅万象 | 宇宙に存在するすべてのもの。 「森羅」は限りなく連なること。「万象」は全ての形あるもの。
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| 読み | しんらばんしょう | 
| 漢検級 | 2級 | 
| す | 四字熟語 | 酔生夢死 | 何をなすこともなく、ぼんやりと生涯を過ごすこと。 酒に酔ったように生き、夢ごこちで死んでいく意から。
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| 読み | すいせいむし | 
| 漢検級 | 3級 | 
| せ | 四字熟語 | 斉駆並駕 | 力や能力に差がないこと。数頭の馬がくつわを並べて、 一台の車を引っ張り疾走する意から。
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| 読み | せいくへいが | 
| 漢検級 | 準1級 | 
| せ | 四字熟語 | 晴耕雨読 | 田園で世間のわずらわしさを離れて、心穏やかに暮らすこと。 晴れた日は田畑を耕し、雨の日は家にこもって読書をする意。
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| 読み | せいこううどく | 
| 漢検級 | 5級 | 
| せ | 四字熟語 | 清風明月 | 明るい月夜の静かで清らかな様子。また、風雅な遊びのこと。 「清風」は爽やかなすがすがしい風のこと。
 「明月」は清く澄んだ月の意。
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| 読み | せいふうめいげつ | 
| 漢検級 | 5級 | 
| せ | 四字熟語 | 積善余慶 | 善行を積んだ家は子孫まで必ず幸福がおよぶ。「積善」は善行を 積み重ねること。「余慶」は思いがけない吉事が子孫にまで及ぶこと。
 「積善の家には必ず余慶有り」の略。
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| 読み | せきぜんのよけい | 
| 漢検級 | 2級 | 
| せ | 四字熟語 | 是是非非 | 客観的・公平に物事を判断すること。 正しいことは正しいと認め(是)、正しくないことは正しくないとすること(非)。
 「是(ゼ)を是(ゼ)とし、非(ヒ)を非(ヒ)とする」
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| 読み | ぜぜひひ | 
| 漢検級 | 4級 | 
| せ | 四字熟語 | 截断衆流 | 俗世間の雑念妄想を断ち切ること。修行僧が煩悩を断ち切ること。 「衆流」は雑念妄想のたとえ。仏教の語。
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| 読み | せつだんしゅる | 
| 漢検級 | 1級 | 
| そ | 四字熟語 | 則天去私 | 小さな私にとらわれず、身を天地自然にゆだねて生きていくこと。 「則天」は自然の法則に従う、「去私」は私心を捨てる。夏目漱石が
 晩年に目指した境地を表す言葉。
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| 読み | そくてんきょし | 
| 漢検級 | 5級 | 
| た | 四字熟語 | 大喝一声 | 大声でどなりつけたり、叱りつけたりすること。また、その声。 | 
| 読み | だいかついっせい | 
| 漢検級 | 2級 | 
| た | 四字熟語 | 大願成就 | 大きな望みが叶えられること。神仏に願ったことがそのとおりになること。 「大願」は「だいがん」とも読む。
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| 読み | たいがんじょうじゅ | 
| 漢検級 | 2級 | 
| た | 四字熟語 | 泰然自若 | 何事が起こっても、落ち着きはらって、少しも動じないこと。 「泰然」は落ち着いて物事に動じないさま。「自若」は何に
 対しても慌てず、驚かず、落ち着いているさま。
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| 読み | たいぜんじじゃく | 
| 漢検級 | 2級 | 
| ち | 四字熟語 | 魑魅魍魎 | いろいろな化け物。私欲のために悪巧みをする悪人のたとえ。 「魑魅」は山林の気から生じる山の化け物。「魍魎」は山川の気から
 生じる水の化け物。
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| 読み | ちみもうりょう | 
| 漢検級 | 1級 | 
| ち | 四字熟語 | 中秋名月 | 陰暦八月十五日の夜の月。 「中秋」は陰暦八月の異称。
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| 読み | ちゅうしゅうのめいげつ | 
| 漢検級 | 5級 | 
| て | 四字熟語 | 天下一品 | 他に比べるものがないほど優れていること。 天下に唯一つの品である意。
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| 読み | てんかいっぴん | 
| 漢検級 | - | 
| て | 四字熟語 | 天真爛漫 | 飾らずに自然のままの姿があふれ出ているさま。 生まれつきの素直な心そのままで、明るく純真で無邪気なさま。
 「天真」は純粋な性格、「爛漫」は自然のままに輝くこと。
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| 読み | てんしんらんまん | 
| 漢検級 | 1級 | 
| て | 四字熟語 | 点滴穿石 | 一滴一滴は小さな水滴でも、同じ箇所に落ち続けていれば、石にも 穴を開けることができる。
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| 読み | てんてきせんせき | 
| 漢検級 | 準1級 | 
| と | 四字熟語 | 読書尚友 | 書物を読んで、昔の賢人を友とすること。 「尚」は過去にさかのぼる意。
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| 読み | どくしょしょうゆう | 
| 漢検級 | 2級 | 
| は | 四字熟語 | 破顔一笑 | にっこりわらうこと。 「破顔」は顔をほころばせること。ほほえむこと。
 「一笑」はちょっと笑うこと。
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| 読み | はがんいっしょう | 
| 漢検級 | 5級 | 
| は | 四字熟語 | 馬耳東風 | 何を言っても反応がないこと。 人の意見や批判を心にとめず聞き流すこと。
 「東風」は春風のことで、人には心地の良い春風が吹いても
 馬の耳は何も感じないということ。
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| 読み | ばじとうふう | 
| 漢検級 | 5級 | 
| は | 四字熟語 | 破邪顕正 | 不正を打破し正義を守ること。仏教語で「破邪」は邪道、邪説を 打ち破ること。「顕正」は「けんせい」とも読む。
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| 読み | はじゃけんしょう | 
| 漢検級 | 2級 | 
| は | 四字熟語 | 抜山蓋世 | 非常に威勢が強いこと。気性が勇壮盛んなこと。 「抜山」は山を引き抜いてしまうこと、「蓋世」は世を蓋う、一世を圧倒
 する意で、その力と気力をいう。
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| 読み | ばつざんがいせい | 
| 漢検級 | 準1級 | 
| は | 四字熟語 | 半信半疑 | 本当かどうか判断に迷うこと。半ば信じ半ば疑うということ。 信じる気持ちと、疑う気持ちとが微妙に交錯している状態。
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| 読み | はんしんはんぎ | 
| 漢検級 | 5級 | 
| ひ | 四字熟語 | 比翼連理 | 男女の情愛が深く、仲睦まじいことのたとえ。「比翼」は比翼の鳥の ことで、雌雄それぞれ目と翼が一つずつで、常に一体となって
 飛ぶという想像上の鳥。「連理」は連理の枝のことで根本は別々の
 二本の木で幹や枝が途中でくっついて木理が連なったもの。
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| 読み | ひよくれんり | 
| 漢検級 | 4級 | 
| ふ | 四字熟語 | 伏龍鳳雛 | 将来が有望な者のたとえ。あるいは、才能がありながら機会を掴めず 能力を発揮できない者のこと。「伏龍」は、伏している龍。
 「鳳雛」は、鳳凰の雛。確かに、可能性を秘めていて格好良い。
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| 読み | ふくりょうほうすう | 
| 漢検級 | 準1級 | 
| ふ | 四字熟語 | 不言実行 | あれこれ言わず、黙ってなすべきことを実行すること。 「不言」は何も言わないこと。
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| 読み | ふげんじっこう | 
| 漢検級 | 5級 | 
| ふ | 四字熟語 | 不撓不屈 | 強い意志をもって、どんな苦労や困難にもくじけないさま。 「不撓」はたわまない、まがらない意。「不屈」は屈しないこと。
 「不屈不撓」ともいう。
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| 読み | ふとうふくつ | 
| 漢検級 | 1級 | 
| へ | 四字熟語 | 変幻自在 | 思いままに素早く変化するさま。変わり身の早いこと。 「変幻」は幻のように素早く現れたり消えたりすること。
 「自在」は自分の思いのままの意。
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| 読み | へんげんじざい | 
| 漢検級 | 3級 | 
| ほ | 四字熟語 | 暴虎馮河 | 血気にはやって向こう見ずなことをすること。 「暴虎」は虎を素手で殴ること。「馮河」は大河を徒歩で渡る意で、
 どちらも無謀な行為を指す。
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| 読み | ぼうこひょうが | 
| 漢検級 | 1級 | 
| ま | 四字熟語 | 磨穿鉄硯 | 強い意志を持ち続け、物事を達成するまで変えないこと。 鉄で出来ている硯を、磨り減らし穴をあけるほど勉強するという意。
 「鉄硯を磨穿す」と訓読もする。
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| 読み | ませんてっけん | 
| 漢検級 | 準1級 | 
| ま | 四字熟語 | 磨斧作針 | 大きな斧をひたすら磨き続けて、細い針にすること。転じて、挫けずに 努力を続けていけばどんなことでも成し遂げることができるというたとえ。
 類義語に「磨杵作針」。
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| 読み | まふさくしん | 
| 漢検級 | ― | 
| む | 四字熟語 | 無為徒食 | 何もしないで、ただぶらぶらと過ごすこと。「無為」は何もしないこと。 「徒食」は働かないで、無駄に日々をおくること。
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| 読み | むいとしょく | 
| 漢検級 | 4級 | 
| め | 四字熟語 | 明鏡止水 | 邪念がなく、静かに澄み切った心境。「明鏡」はくもりのないきれいな鏡。「止水」は静止した水。 | 
| 読み | めいきょうしすい | 
| 漢検級 | 5級 | 
| も | 四字熟語 | 孟母断機 | 学問や物事を途中でやめてしまってはいけないという戒め。 「断機之戒」と同意で、孟子が学問の途中で戻ってきたのを、
 孟子の母が織りかけの織物を切り、戒めたという故事から。
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| 読み | もうぼだんき | 
| 漢検級 | 準1級 | 
| ゆ | 四字熟語 | 唯我独尊 | 宇宙でただ自分だけが尊い意で、自分だけが優れていると うぬぼれることで、ひとりよがり。「天上天下唯我独尊」の略。
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| 読み | ゆいがどくそん | 
| 漢検級 | 2級 | 
| ゆ | 四字熟語 | 融通無碍 | 行動や思考がものごとに囚われず伸び伸びしていること。 「融通」は滞りなく通ること。「無碍」は妨げがないこと。
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| 読み | ゆうずうむげ | 
| 漢検級 | 1級 | 
| り | 四字熟語 | 竜虎相搏 | 竜や虎のように力の伯仲した豪傑・強豪などが全力で勝負をすること。 竜と虎が戦う意から。「竜虎(りゅうこ)相搏(あいう)つ」と訓読する。
 「竜虎」は「りょうこ」とも読む。
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| 読み | りゅうこそうはく | 
| 漢検級 | 1級 | 
| り | 四字熟語 | 良風美俗 | 良く美しい風俗習慣。 「風」「俗」はともに、習わし、習慣の意。
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| 読み | りょうふうびぞく | 
| 漢検級 | 4級 | 
| り | 四字熟語 | 凌凌駕駕 | 不明。分かる方はお教え下さい。 | 
| 読み | りょうりょうがが? | 
| 漢検級 | - | 
| 漢検級などは、漢検協会発行の「漢検 四字熟語辞典」を参考にさせて頂きました。並びに、 解説は三省堂発行『四字熟語辞典』も参考にしています。四字熟語辞典の本格派です。
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