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書籍名 | : | やぶから棒 ―夏彦の写真コラム― | |
シリーズ | : | 単行本 | |
著者 | : | 山本夏彦 | |
紹介版 | : | 昭和57年3月15日 | |
発行所 | : | 株式会社 新潮社 | |
定価 | : | 1100 | |
ひとことで言う | : | 一コラム一名言紹介 | |
10 | 2006/ 4/ 4 | : | 「10.三度に一度は分らない」より |
青少年の美的センスが堕落するということは、当代のセンスそのものが堕落するということ である。 |
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9 | 2006/ 4/ 3 | : | 「9・言論はやっぱり不自由」より |
むかしは軍と官が言うことを禁じたが、今は誰が禁じるのでもない、あたりをうかがって みずから禁じるのである。 |
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8 | 2006/ 4/ 2 | : | 「8・野球の言葉を排す」より |
むかし映画は大作でもないものを大作と言ったから、すこし大作のときは困って超大作、 もうすこし大作のときは超弩級と言って言葉の信用をおとした。 |
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7 | 2006/ 4/ 1 | : | 「7・保険会社だいっきらい」より |
社員は制裁をうけるどころかエリート中のエリートである。 | |||
6 | 2006/ 3/30 | : | 「6・頻ニ無辜ヲ殺傷シ(「終戦ノ詔書」より)」より |
原爆許すまじという。何という空虚な題目だろう。 | |||
5 | 2006/ 3/29 | : | 「5・麻と運命をともにする」より |
自分の職業の「分」を守って、他の仕事に手を出さないのは、昔はいいことだったが、 今はそうでなくなった。 |
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4 | 2006/ 3/28 | : | 「4・とてものことに五寸釘打て」より |
事故を未然に防ぐ親切から作ったと、この悪意は親切を装うほどの悪意である。 | |||
3 | 2006/ 3/27 | : | 「3・このふくらみをなでてくれ」より |
女たちは男たちの上品が、口さきだけなのを知っている。 | |||
2 | 2005/12/20 | : | 「2・眺めてあっと声をのむ」より |
何の目的も学問もないものが、海外に遊んでも得るところはない。大仕掛けな「はとバス」に 乗ったようなもので、故に私は海外に旅しない。 |
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1 | 2005/12/19 | : | 「1・かわいそうな美空ひばり」より |
美空ひばりは最後の日本人のような気がする。なぜならひばりは親孝行である。 | |||
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