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■出題内容 |
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配 点 : |
・1問2点・5問=10点 |
範 囲 : |
・常用漢字全部と準1級配当漢字。 |
内 容 : |
・問題文章中で間違って使われている同じ読みの漢字一字を訂正する書取り問題。 |
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「同じ読み」なので、字形が似ていても違う音訓の漢字は出題されない。 |
傾 向 : |
・4問が同音異字。1問が同訓異字。 |
■注意事項 |
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・2級までは、ボーナス問題の要素もあった本問題が、準1級となると途端に難問となる。 |
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基本的に書き問であるので、誤字が解かっても、訂正する漢字が書けないと意味がなくなる。 |
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大体は誤字は感じることができるのであるが、それでは訂正する漢字が書けるかとなると |
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難しい。ただ、解答が全て準1級配当漢字ではないので、あまり悲観することもない。 |
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・反対に考えると、2級でも「誤字訂正」問が難しいという人もいたので、該当級のレベルに |
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達していないと難しく感じるものであろう。せめて、誤字だけは簡単に見つけることが |
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できるまでには、早く達したいものである。 |
■勉強・攻略法 |
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・漢検協会発行の『完全征服 準1級』には、本問の練習問題が載っているが |
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高橋発行の『[頻出度順] 準1級 問題集』は未対応である。判る範囲で確認したところ |
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平成14年度には、「誤字訂正」問は出題されているので、どうなっているのだろうか。 |
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勘繰ると[頻出度順]の頻出とは何時の頻出なのだろうか。 |
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・高橋発行の『[頻出度順] 2級 問題集』には膨大な問題が掲載されていたのに残念である。 |
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やはり多数の問題をやり込むと、なんとなく勘が鋭くなるものであるから、時間が許せば |
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高橋の2級を復習するのも有効な気がする。 |
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・漢検協会発行の『完全征服 準1級』には、60問の練習問題が載っているが、流石にそれが |
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そのまま出題されることは無いと思われても、何かコツが掴めるものである。最後にいくと |
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正しい熟語をどれほど知っていて、いかに正確に書けるかであるので、他の問題の練習が |
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結果的には、本問の練習にもなっているのである。 |
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・この問題あたりが一番、漢字力が試されるので高得点を狙いたいが、直接に多数の問題が |
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できないとすると、やはり日頃の心掛けが効いてくるので、高い意識を持ちたいものである。 |
■受検感想 |
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・自己採点:2点/10点 ・実際の得点:2点 ・全受検者の平均点:4.7点 |
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・2級受検では、かなり大きな事を書いていたが、準1級となると余りにも無残で情けない。 |
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・誤字さえ発見できない問題もあり、これは知識のレベルではなく、気持ちの問題である。 |
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自己判断でも順調であれば、余裕が出てきて上手くいくと実力以上のものを発揮するし |
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今回のように、色々と躓くと冷静な受検ができなくなってしまう。 |
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・「死闘を演じる場面が圧観だった。」問の解答で、誤字が「圧」訂正字が「壮」で意味不明。 |
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〔同じ音訓の漢字〕はどうした。正解は当然に誤字「観」で訂正字が「巻」。 |
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・「鰺や鰯は惣材魚」問でも「材」が誤字とは判るし、訂正字が「采」でないのも判ったが |
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「菜」が浮かばなくて、「采」と回答するしかなくて、却って苛付く原因となってしまう。 |
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・悲惨な状況となりつつあるが、次はかなり力を入れた四字熟語。実力は発揮できるのか。 |
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