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書籍名 | : | 『室内』の52年―山本夏彦が残したもの |
制作 | : | 株式会社INAX |
紹介版 | : | 2006年9月15日 |
発行者 | : | 秋山泉 |
発行所 | : | INAX出版 |
ISBN | : | 4-87275-837-4 |
定価 | : | 1,500 |
頁 | : | 71 |
印刷所 | : | 凸版印刷株式会社 |
かいつまんで言う | : |
雑誌『室内』は、「名コラムニストとしても知られる山本夏彦が1955(昭和30)年に創刊。 創刊当時は『木工界』、61年に『室内』と改題し、2006年3月号まで続いた。その歴史はなんと 52年、全615冊にものぼる。夏彦は終世、二足のわらじを履き続けた。」のであり、2006年3月号 で、一旦休刊と告知されていたが、『室内』を発行していた工作社も畳んでしまうようだ。山本 夏彦氏が亡くなったのが2002年10月であったので、儚いものである。 この世の諸行無常を知らぬではないが、希な人の光と影か。 当然ながら、山本夏彦氏というより、雑誌『室内』にスポットを当てたもので、52年の歴史を凝縮 に凝縮してあり、「目で見る『室内』52年」で上手くまとめられている。 『室内』を長年に亘って、愛読してきた読者にとっては懐かしい思いが募るだろうし永い歴史は、 やはり貴重であるし、重い。そして、これが山本夏彦氏の魂であった。 「室外から見た『室内』」は、『室内』を通して山本夏彦氏を語っているが、その中で鈴木博之氏 が「『室内』のインスピレーション源は、編集兼発行人であった山本夏彦にあった。それは誰にも 継承できるものではなく、再現できるものでもないのだ。」と書いておられるが、正にこの言葉に 尽きるものであろう。 |
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