■昔から「去る者日々に疎し」と言いますが、「山本夏彦さんの本」が、これからも末永く多くの人々に
読み続けられることを願い、少しでもその魅力を伝えることができたらとこのサイトを開設しました。
□→→ 時は流れて →→ 平成25年9月15日追加。
本サイトを開設して随分時間が経過しました。永い間放置状態でしたので、本当に古臭くなってしまいました。
このサイトが初めてのホームページ作成だったので、右も左も分からないまま手探りで試行錯誤して、一応形
あるものにはなりましたが、見直してみると修正したい処だらけでした。しかし、どこから手を付けてよいのか
さえ見当がつかない程で、途方に暮れたまま時間だけが過ぎていきました。
それでも一番気になったのは、ページ自体が左寄せ配置なので、モニタが大型する現在においては時代
遅れが顕著です。他にサーバのフォルダ構成とファイル名クラス名の意味不明さや、HTML構文の無駄や
表の使い方の稚拙加減です。
そこで、心機一転・一念発起して大幅改装を試みました。個人的には、かなりスッキリしたと自負しています。
月日を重ねる毎に、山本夏彦さんが話題になることは殆どなくなってしまいましたが、時代を超えて通用する
考え方や、想いや、本は必ずあるだろうし、ふとした切っ掛けが流れを変えます。そのアンテナは錆ないよう
磨き続けていきたいと気持ちを新たにしています。
■本サイトの内容は「山本夏彦さんの本」を基に、『工房藤棚』が作成したもので間違いなどがありましたら
『工房藤棚』
まで教えて下さると有難く思います。
■特に、『「
何用あって月世界へ 山本夏彦名言集」選者:植田康夫 発行:ネスコ 発売:文藝春秋』は前期の
山本夏彦さんの本を見事に纏め上げ、まさしく「この一冊で夏彦はやわかり」となっており大変に参考に
させて頂きました。この場を借りてお礼を申し上げます。ただ、一冊の本を通して伝わるものもあるので
読者の皆様には、この本をもきっかけとし「山本夏彦さんの本」をより御愛読頂ければ本望です。
■山本夏彦さんの年譜は『「
一寸先はヤミがいい」発行:新潮社』(作成:新潮社編集部 協力:工作社・年齢は
数え年)にあります。本に載った年譜は初めて見ました。本「一寸先はヤミがいい」は見返しの筆者絶筆
原稿写真を見るだけでも価値があると思います。そして、ここまで真摯にコラムに取組んだからこそ、この
コラム也であろう。斜に構えていなかったことだけは間違いなこの最後までの気力が切ないです。
この情熱の人が「ダメの人」?。もともとが本物でも、やはり気が入っているなぁ。一字一句をも選びに
選んだコラムだったこその洗練であったことを教えてくれて喪失した哀しみと、それをその時に普通に
読めたことの感謝の気持ちが深くなります。「Papas」のモデル写真も愉快です。この笑顔が素敵ですし
格好いいです。
■『「
夏彦の影法師 手帳50冊の置土産」 発行:新潮社』の
「索引 山本夏彦が出会った人たち」もスマートに
纏まっていて利用価値が高いと思います。
■また、『「
無想庵物語」、
「私の岩波物語」
共に発行:文藝春秋』は巻末の索引が非常に充実しており参考に
させて頂きました。
■著作権などには、配慮しておりますが、不都合がありましたら
『工房藤棚』まで御指摘下さい。
早めに対応させて頂きます。
■本サイトはレンタルサーバにより運用しています。私は「SAKURA Internet」を借りているのですが、現在は特に
利害関係はありません。ただ
そのホームページは非常に分り 易くて、レンタルサーバやドメインのことをよく説明
してあります。興味がある方はどうぞ。本サイトの「fujitana.net」がドメインです。実は是が拘りなんですが
中身が追い付かない現実があります。いつの日にかは、この拘りが「なるほどね。」と成るようにしたいものです。
■本サイトは「ホー
ムページ・ビルダー」
により作成し、改装・追加・修正・変更はフリーのホームページ作成ソフト
「KompoZer」により行っています。また、「HTML
とスタイルシートによる最新Webサイト作成術」を教材としました。
■本サイトはGoogle AdSenseに参加しています。並びにAmazonアソシエイト・プログラム に参加しています。
■実はこのサイトを造ろうとして、山本夏彦さんの本で所蔵していない本がいくつかありました。そこで探した
のですがなかなか見つかりません。全ての本を手に入れたいと深くは考えてなくても30年です。簡単には見つから
なくても不思議ではないのですが、やはり一度は目にしたいと強く望んでおりました。それがおかげさまで、最後の
一冊をようやく入手することが出来ました。それも本サイトをきっかけとして、奇特な方よりメールを頂きまして
大変気持ちよく譲っていただきました。本当に有難う御座いました。その本は山本夏彦氏最初の単行本である
「日常茶飯事」
です。流石、昭和37年発行とあって非常に味のある造りとなっています。一つの目標が達成できて
大変嬉しい想いをしました。サイトを開いた醍醐味でもありました。新たに、もう少し深くとの気持ちも・・・。
■時々に書き連ねる
コラム擬きのものがある。しかし、これは時間が余っていてしょうがない人のみが覗くもので、
そうして軽く読み流して下さい。
■最後に、本『中公文庫「
編集兼発行人」改版 発行:中央公論新社 解説:岡田紘史によると、我が山本夏彦さんも
自分の原稿には推敲に推敲を重ねたそうです。このサイトも間違いを無くすよう、洗練するよう精進していきたいと
考えておりますのでご贔屓くださるようお願いします。