漢字検定 完全征服への道
漢字検定 準1級 体験記 熟語・一字訓の読み
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■出題内容 .
 配 点 : ・1問1点・10問=10点
 内 容 : ・熟語の読みと、その語彙にふさわしい訓読みをひらがなで記す。
 10問であるが、同じ漢字を熟語と訓読みするので、漢字としては5問。
 傾 向 : ・ほぼ全問が準1級配当漢字であるので難しい。
■注意事項 .
・本当に難しいのが本問である。
 一番最初に練習した時に正解となったのは約半数。読みの見当がつかない漢字も多く
 普段の生活で目にすることのない熟語も多い。その為に、勉強のための勉強となってしまい
 なかなか捗らないし、集中することも難しい状態となってしまう。
・協会発行の『完全征服 準1級』には340問(170熟語)が掲載されているが、その中で
 日常生活で使用にする機会がありそうな熟語は
   編纂  冒涜  鳩首  賭博  詮索  破綻  愛撫  注釈  謙遜  羨望 
   八卦  氾濫  抜擢  翻弄  艶聞  掠奪  威容  進捗  厭世  挨拶
   寓意  溺愛  牽制  貼付  などしかなく15%程度である。
・しかも『完全征服 準1級』はあくまで練習問題であって、この中から出題されるという
 訳ではない。平成18年度3回目に限っていえば、全部が載っていない状態である。
・高橋書店の『[頻出度順]』に於いても、頻出としてかなり重複しているが、270問を掲載
 しているが、残念ながら掠りもしない。
・手ごたえが悪いと感じていたが、折角勉強しても其れが出題されない事によるのでは
 勉強方法を変えるしかない。もっと広く且つ深くの対策が必要であろう。
■勉強・攻略法 .
・読み問題を落としていては、合格への道は中々遠いので、大変である。
 全問正解でも10点ではあるが、この辺の地道な勉強が漢字に対する基礎的な知識の
 向上となるので、手は抜けない。
・受検対策としては、やはり沢山の問題を解くしかないと考えられる。また、「熟語・一字訓の
 読み」問でなくとも、結果的には正解に辿り着けるので、急がば廻れでもある。
・また、大きな目でみれば準1級の領域は「常用漢字の音・訓を含めて、約3000字の
 漢字を読み、その大体が書ける。」のであるので、「熟語・一字訓の読み」問でも読める
 ことは当然として、書けるまで踏み込めば効果は倍増である。次回の試験では自戒を
 込めて、是非実行したいものである。
■受検感想 .
・自己採点: 8点/10点   ・実際の得点:9点   ・全受検者の平均点:6.2点
・不本意な流れの中で、3問目。問題を見た瞬間に又もや嫌な感覚。
 しかし、問題自体は読みである。なんとか粘ってある程度の感触。
 ・「烹煎」を「ほうぜん」としたと思う。正解は「ほうせん」。結果は○であった。
 ・「決潰」を「けっつい」として「潰える」を「ついえる」か。まるで意図不明な解答。
  正解は「けっかい」。読み問がこれではしようがないが、気力を振り絞って書き問へ。
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