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書籍名 | : | 美しければすべてよし ―夏彦の写真コラム― | |
シリーズ | : | 単行本 | |
著者 | : | 山本夏彦 | |
紹介版 | : | 昭和59年3月10 日 | |
発行所 | : | 株式会社 新潮社 | |
定価 | : | 1100 | |
ひとことで言う | : | 一コラム一名言紹介 | |
10 | 2006/ 4/15 | : | 「10・老人の日がまた来る」より |
生れるのが自然なら死ぬのもまた自然なのに、こんなに死ににくくなった時代はない。 | |||
9 | 2006/ 4/14 | : | 「9・サラ金と銀行は一味である」より |
一流だろうが二流だろうがサラ金は、サラ金で、銀行がこれに貸すならその一味である ことを白状するようなものである。 |
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8 | 2006/ 4/13 | : | 「8・現代の屋台自動販売機」より |
小なりといえども自動販売機は工業デザインの粋で、それが人の味覚を左右するとは たぶん発明者の考えなかったことだろうが、大げさにいえばまあ文化の危機である。 |
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7 | 2006/ 4/11 | : | 「7・恋に似たもの」より |
男と女の交際ままならない時代に、遊郭を一大社交場にしたのはすぐれた知恵であり 文化である。 |
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6 | 2006/ 4/10 | : | 「6・野球の言葉ふたたび」より |
字句はひかえ目のほうがショックはそれらしく伝わる。 | |||
5 | 2006/ 4/ 9 | : | 「5・尋常な言葉で言え」より |
三十年も同じことをしていれば、すこしはうまくなるだろう。 | |||
4 | 2006/ 4/ 8 | : | 「4・読まない情報が減るんだとさ」より |
新聞は区々たる己が利益のために、一国の言語を売ったのである。 | |||
3 | 2006/ 4/ 7 | : | 「3・国語審議会を訴えよう」より |
さもないとこれからも、これまでのように国語いじりを続けてやめないから。 | |||
2 | 2006/ 4/ 6 | : | 「2・西洋人でなくてよかった」より |
男の子なら端午の節句、女の子なら雛の節句にまとめて祝うのはいい習慣である。 | |||
1 | 2006/ 4/ 5 | : | 「1.ひたすら所得の発生を待つ」より |
鹿を追う猟師山を見ずといって、税史は税だけを追って他を見ない。 | |||
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