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書籍名 | : | その時がきた | |
シリーズ | : | 単行本 | |
著者 | : | 山本夏彦 | |
紹介版 | : | 平成 8年 7月25日 | |
発行所 | : | 株式会社 新潮社 | |
定価 | : | 1300 | |
ひとことで言う | : | 一コラム一名言紹介 | |
10 | 2006/ 6/15 | : | 「「金」でなければメダルじゃない」より |
とらぬ狸の皮算用と承知の上で皮算用をして、見物も期待したふりをしてよくもまあ倦きも 倦かれもしないものだ。 |
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9 | 2006/ 6/14 | : | 「不景気だから値上げする」より |
浮世のことはあんまり目くじら立てなければ面白くないこともないが、高速道路の値上げ だけは面白くない。 |
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8 | 2006/ 6/13 | : | 「元凶は大蔵省」より |
不良銀行をつぶしたらそれが波及して優良までつぶれる、つぶれたら大衆の預金はふいに なる、それを守るために銀行を助けるのだと、大蔵省はこのごに及んでもなお預金者に 恩を着せるのである。 |
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7 | 2006/ 6/12 | : | 「自腹を切るつもりなら言え」より |
政治家が国を誤るのは俗受けをねらってパフォーマンスをやる時に多い。 | |||
6 | 2006/ 6/11 | : | 「薮入りをさかのぼる」より」 |
それならいまのポルノ全盛時代も次なる破局の前兆だと言うがいい。 | |||
5 | 2006/ 6/10 | : | 「閨房中のことば危うし」より |
横文字や片カナ語がいけないのはこれが全盛をきわめると、他がことごとく死にたえる からである。 |
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4 | 2006/ 6/ 9 | : | 「分らないことだらけ」より |
三は農民の所得補足率で、よしんばその税を納めてもそれ以上の補償金をもらっていると 農民以外は知っている。 |
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3 | 2006/ 6/ 8 | : | 「国語を支える校正者」より |
およそ自分が信じていない規則に従って直して終わる一生とはいかなる一生であるか。 | |||
2 | 2006/ 6/ 7 | : | 「はやりものはすたりもの」より |
「はやりものはすたりもの」という。流行っているものはすぐすたる。 | |||
1 | 2006/ 6/ 6 | : | 「読めない書けない話せない」より |
見ない相手にかいつまんで話して聞かせ、共に興ずるには多少の訓練がいる。 | |||
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